原理講論試験

総序

創造原理

堕落論

人間歴史の終末論

メシヤの降臨とその再臨の目的

復活論

予定論

キリスト論

緒論

復帰基台摂理時代

モーセとイエスを中心とする復帰摂理

摂理歴史の各時代とその年数の形成

摂理的同時性から見た復帰摂理時代と復帰摂理延長時代

メシヤ再降臨準備時代

再臨論

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参照:原理講論 復活論 ()内の数字は原理講論のページを示す。

56, 復活摂理の四つの原則とは何か?(216-217)
 復活は、堕落人間が創造本然の姿に復帰する過程的は現象を意味するので、復活摂理は、即ち、復帰摂理を意味し、再創造摂理でもある。従って復活摂理も、創造原理によって、次のように摂理される。
 後世の人間達は、歴史の流れに従い、それ以前の預言者や義人が築き上げた神との心情的な因縁の基台の 上に復活する。(時代的な恵沢の上に復活する)
 神から与えられる復活摂理のためのみ言を信じ、実践して復活する。
 復活摂理による霊人体の復活は地上の肉身生活を通じて成就される。
 復活摂理も、その摂理期間の秩序的な三段階を経て完成される。

57, 堕落による死とは何か?(210-212)
 創造原理によれば、肉身は老衰すればそれを脱いで、その霊人体だけが無形世界に行って、永遠に生きるように創造された。従って堕落による死は、肉身の寿命が切れるという意味での死ではなく、神の善の主管圏からサタンの主管圏内に落ちるというという意味での死を言うのである。

58, 終末において多くの人が、「汝は主なり」という啓示を受けるのは何故か?(220-222)
 神は人間を創造されて、彼に被造世界を主管する主になれと祝福された。従って、堕落人間が長成期の完成級まで霊的に復帰されて、アダムとエバが堕落する直前の立場と同一の心情基準に達すれば、神が彼等に被造世界の主になれと祝福なさった、その立場を復帰したという意味から啓示を下さる。
 啓示を受ける程度に、信仰が篤実な聖徒達は、洗礼ヨハネと、同一の立場に立つようになる。従って、彼等は、各自の使命分野における再臨主のための時代的代理使命者として選ばれた聖徒なので、彼等にも「主」という啓示を授けて下さるのである。

59, 再臨主になる為の資格について説明せよ。(原理講論に記述なし)
 彼は神のみ旨を成就するために来るのであるから、神の心情と立場をはっきりと理解し、神のみ旨をこの地上に実現しなければならない。
 彼は、善なる世界を確立するために来られる。堕落人間は、真実の人生観や宇宙あるいは自分の人生のとるべき方向に対して無知である。主はこの真実の観点をもたらし、人間を善なる方向に導き、理想世界を実現しなければならない。
 神の摂理の中心は、ユダヤ、キリスト教である。故に、メシヤの働きは神の摂理の方向に基づかなければならない。彼は聖書の根本的な問題を解明しなければならず、全世界の救いの道を明確に示さなければならない。

60, 最初の復活とは何か説明せよ。(223-224)
 神の復帰摂理の歴史が始まって以来、再臨摂理によって、はじめて人間が原罪を脱いで、創造本然の自我を復帰し、創造目的を完成させる復活をいう。この最初の復活に参与する資格は、再臨主が降臨された時、最初に信じ侍って、復帰摂理路程の全体的な蕩減条件を立てる聖業に協助して、全ての人間に先立って原罪を脱ぎ、生霊体級の霊人体を完成し、創造目的を完成した人達がここに参与できるようになる。聖書に表示された144、000人とは、復帰摂理路程において、サタンの侵入を受けた、すべての聖賢達の立場を再臨主を中心に一代で横的に蕩減復帰する信徒数を示す。

61, 霊界にいる霊人達は如何にして復活するか説明せよ。(224-225)
 理由:完成されずに他界した霊人達が復活するためには、地上に再臨して自分達が地上の肉身生活で完成されなかったその使命部分を、肉身生活をしている地上の聖徒達に協助することによって、地上人達の肉身を自分の肉身の身代わりに活用しそれを通してなしとげるのである。
 方法:地上人が祈祷その他の霊的な活動をするうちに霊人達の相対になれば、その霊人達は再臨して、その地上人達の霊人体と相対基準を造成していろいろの業をするようになる。
 現象:地上人に火を受けさせ、病気を治す等の能力を顕わす。入神状態に入って、霊界の事実を見聞きさせる。啓示と黙示によって、預言をさせ、心霊に感銘を与えるなど、聖霊の代理をすることによって、地上人がみ旨を成し遂げていくよう協助する。

62, 宗教統一は如何にしてなされるのか?(233-236)
 各固体の信仰態度と、彼が持っている天稟、またみ旨のために立てられた祖先の功績などにより、その時期は各々異なるが、地上の信徒達は、楽園にいる霊人達の協助によって、再臨主の前に出て、み旨のために献身せざるを得なくなるのである。キリスト教の中心として来られる再臨主は、仏教では、弥勒仏(上行菩薩)であり、儒教では真人であり、それ以外のすべての宗教で、各々彼等の前に顕現するだろうと信じられているその中心存在である。各宗教の霊的位置により、時期は異なるが、霊人達は、各自が地上にいた時、信じていた宗教と同じ宗教を持つ地上の信徒達を、再臨されたイエスの前に導いて、彼を信じ侍べらせることによって、み旨を完成するように、協助せざるを得なくなる。従って、全ての宗教はキリスト教を中心として統一されるようになる。
 神の復帰摂理の究極の目的は、全人類を救うところにある。故に、神は各々の罪を蕩減するのに必要な期間だけを経過すれば、地獄までも完全に撤廃なさろうとするのである。従って、時が至れば、あらゆる者が、各々同級の地上人に再臨して、彼等がみ旨のためになるように協助することによって、次第に創造目的を完成する方向へ統一されていくのである。

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