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◆◇◆ 第 5 話 ◆◇◆ |
今日は平日なので、誰も来ないから朝からうさは寂しかったのだ。 でも、負けないわ!☆彡キラリ〜ン 手術から3日、随分と回復して歩き方もなって来たうさに看護婦さんが、 看護婦:『うささん、やっと普通に歩けるようになったね。早い早い〜(パチパチ〜)』 と、まるでハイハイのできるようになった、赤ちゃんに言うみたいに誉めてくれた(^^;。 午前中にガーゼを取替えに来た先生は、 先生 :『傷口もきれいやし、水曜日に抜糸して木曜には退院しようか!』 と、言ってくれたので、もう嬉しくて嬉しくて仕方なかったのだ。(ヤッター!) 先生 :『でも、抜糸はちょっと痛いから、がんばろうね。(^o^)』 うさ: 『痛いのヤダ!痛くないようにしてください!(−o−)』 先生: 『・・・・・・・(−_−;』 やはり困った顔をする先生。どこまでも往生際の悪いうさなのだ(^^;。 嬉しくなったうさは、いつものように調子に乗って初めて1人で冒険をすることを決意したのだ! エレベータに乗って隣の館の地下にある売店までお買物。 気分はすっかり『初めてのおつかい』。 しかし無事に買物は終えたものの、やはり調子乗りすぎたのか病室に帰ってくると、すっかり 疲れてしまいベッドに横なる始末。あっけないもんだ(^^;。 夕食を知らせる放送で目を覚まし、ちゃかちゃかと食事を取りに行く。 『入院すりゃ〜、少しは食も細くなるやろ〜』なんて思っていたけど、と〜んでもない! 3食とも残さず、おいしく頂いたのだ。その上お見舞いのおやつもパクパクと・・・。 なんだかお腹がポッコリと出てきたような・・・・・(−−;。 そこで思い切って看護婦さんに、 うさ :『あの〜、体重計貸してください。』とお願いしたのだ。 看護婦さんに連れられてナースセンターに行って体重計に乗ってみると、 うさ :『ふ、ふ、増えてるやんか〜。(@o@;)(ガガ〜ン) 手術前より増えてるやん〜。なんで〜。』 途方にくれて壁に手をつくうさに看護婦さんは、 看護婦:『よ、よかったね・・・。体力をつけた方が早く治るし・・・・。ね!』 と、フォローしてくれたけど、その目は『気の毒に・・・』と言っていたような・・・。 ナースセンターを去る、うさの背中は寒かったに違いない。 |