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うさぴょん入院日記
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◆◇◆  第 7 話  ◆◇◆

今日はいよいよ抜糸の日なのだぁ〜!でも、朝からちょっと緊張(^^;。
糸を抜いたら、突っ張る感じ無くなって楽になるらしいから
少しは痛みは気合で耐えようじゃないかっ!

AM7:45 朝食
病院の食事と、とっても相性の良いうさは今日も残さずモリモリと平らげた。
でも、問題なのは牛乳・・・・。
うさは牛乳がとーーーーーーーっても嫌いなのだ。
『早く良くなるんだい!』の一心で薬と思って毎日飲んでいたのだ。
しかし、慣れないことはするもんじゃない・・・・。
普段、飲みなれない牛乳を飲んだうさのお腹は、明日の退院を前に
ピ〜ヒャララ〜♪
うさ:『痛〜い、気持ちわりぃ〜(><;)』と、トイレと部屋を何往復も・・・。
傷口もチクチクするし、もう最低だったのだ。
その上、昼食の美味しそうなおでんも半分しか食べれなかった。
いつもなら、そんなもん5分もありゃぁ食べれたのに(−−;。

昼からはお腹の具合もどうにか落着いてホッとしたうさ。
うさ:『食べれなかった昼食の分も夜は美味しく食べるんだい!』
廊下をウロウロと運動し始めたのだ。
そしてまた調子に乗って地下の売店まで買物に行ったのだ。
お目当のものを買ったうさは、帰りにふと思った。
うさ:(そうだ、マンションには階段もあるから、リハビリのつもりで少しだけ階段を上ってみよう!)
と、B1Fから2Fまでうさは階段を上り始めたのだ。
うさ:『結構いけるや〜ん♪』と鼻歌混じりのうさに、
『おおっ!痛がらんと歩けるやん。痛くないんか?』と男の人が声をかけてきた。
よく見ると担当の先生の外科医長で、私服を着てたから一瞬わからなかったのだ。
うさ:『あれ?先生、今来たの?』
先生:『あ〜今日は昼からなんや。早よ部屋に帰っとき。抜糸に行くから。』
うさ:『は〜〜い!』
2階からは、エレベーターで病室のある7階に戻ったのだ。
しかし、やはり調子に乗りすぎたのか
『あぶぅ〜、痛〜い(;o;)』と、またしばらくベッドで横になってしまった。(^^;

そうこうしてるうちに抜糸の時間。必死の顔で先生を見ているうさに、
先生:『大丈夫やって(^^;。ほんの一瞬で抜くから・・・。』
実際、ハサミで切ってシャッと糸を引くだけ、簡単に抜けたのだ。
うさ:『ありゃ?痛くない!』
やれやれ・・・(^^;。

うさは今後のことを先生に聞いてみることにした。
うさ:『お風呂は入ってもいい? 自転車は乗れるの? お仕事に行ってもいい? 赤ちゃんを作ってもいい?』
先生:『はいはい・・・(^^;。お風呂は明日からいいよ。自転車は1ヶ月は止めとき!
    仕事はすぐに行ってもOK! 子供?じゃんじゃん作りなさい!痛いのが我慢できるなら・・・。(^^;
    あ〜それから、来週の木曜日は僕の外来の日やから、1回傷を見せに来てや。それで無罪放免(?)や!』

うさ:『ホントに? やった〜! ありがとう、先生!』
うさはうかれ気分で病室に帰っていったのだ。
でもきっと先生は『やれやれ・・・・ふぅ〜(−o−;』と思ったに違いない。

夕方からは、色んな人がお見舞いに来てくれたのだ。とっても、嬉しかったぞ。みなさん、ありがとー!
夕食後、懲りないうさは再び体重計を借りたのだ。
うさ:『な、な、な、なんでや〜!朝はあんなにピ〜ヒャララ〜やったのに〜。
    また増えてるやんか〜(TT)。』

うさはどうでもいいやと思ったのだ(−−;。

−つづく−



さぁ、このベッドとも今日でお別れ。
最後の病院の夜をゆっくり過そう。

次回、うさぴょん入院日記(最終日)

お楽しみに!



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