コラム:新・大人の♂の法則

ずるくて、こすくて、情けないもの。それが大人の男なのです

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171.「学力」の法則

  1. 定義 : 学問の力量。がくりき
  2. 意味 : 教育の結果
  3. 誰が : 日本人
  4. 何時 : 00年度OECD評価結果
去年の12月に公表されたOECDの国際学力検査では日本、韓国の理数が世界の1,2位を独占したらしい
学力: 
  • 学問を到達度で測るのは学問が有限であるという前提が成り立つ場合である
  • 教育を到達度で比べるのは教育が営利事業であるという前提が成り立っているからである
  • 親の収入と教育レベルには明らかな相関関係があると言え
  • 教育レベルと学力とは緩やかな相関関係があると言える
  • 学力と知力とはかすかに相関関係が見て取れるが
  • 学力と品性の無さとの相関関係と同程度か
  • 学力と生命力の無さとの相関関係よりも弱いものと推察される
  • 学力と倫理観や
  • 学力と正義感との相関関係は認められず
  • ましてや学力と男性能力とは無関係といわざるを得ない
  • しいて言えば学力と収入にやや相関関係があるが
  • 収入と幸福度の相関はかなり小さい
  • おかげで今夜も安眠できるのである

172.「知力」の法則

  1. 定義 : 知恵の働き
  2. 意味 : 学問では測れないと思われている脳の力
  3. 誰が : 憂鬱のK
  4. 何時 : 日々
学力と言われると偏差値を思い出す世代ではないのは幸運なことである。幸福であるかは別であるが。ちりょくと言われて痴力と勘違いすることの是非はここでは問わないでおこう。幸福で居られなくなるから
知力: 
  • 知とは字は痴から病を引いたものである
  • つまり健康であるかないかがとても重要だということが解る
  • 不健康な力は碌な力ではない、ということに日本ではなっていた
  • 従って昔オタクは内なる力で外に向かうことがなかった
  • しかし現代において不健康は健康と同じ程度に氾濫しているので、健康であるか否かは既に意味を持たない
  • 健康は不健康なものが手に入れるものではなく
  • 健康でお金を持っているものが手に入れるものだからである
  • 知とは一部の天才が病的な忍耐の結果確立してきたものを万人に知らしめるための知識体系のことであり
  • その知識体系を理解する力のことを知力と言う
  • 決して知識体系を作るための力のことではない
  • それはごく一部の限られた人が多くの可能性を捨て去ることで得られる希少な力で
  • だからこそ常に脆弱で傷つきやすく病んでいるのである
  • そうであっても依然、痴力はしょせん外に向かう力とはみなされていないのは何故であろう。理不尽である

173.「強者の理論」の法則

  1. 定義 : 強いものが唱える強いもののための理論
  2. 意味 : アメリカンスタンダード
  3. 誰が : 富める20%
  4. 何時 : 21世紀初頭
あの亀井静香さんでも「強者の理論」を許さないと断言している。日本の強者の代表みたいに思われている人でさえ。でもまあ、もっと強い世界のブッシュさんが強者の理論しか許さないって言ってるからねえ・・・
強者の理論: 
  • 勝てば官軍、負ければ賊軍
  • 勝ったアメリカ、勝ちたいアメリカ
  • 一度勝ってしまうと勝ち続けなければいけないという幻想にかられてしまう
  • 幻想は古今東西を問わない、世界に満遍なく浸透している宗教の一つである
  • 一神教の世界の幸福は、それ以外の世界の不幸を招くようにこの幻想もごく限られた一部の信奉者のみに幸福を与えるのみである
  • 現代に生きる人はその世界に組み込まれていくか、あるいはその世界を排除するかを、選ばなければならない
  • いわゆる2者択一のわなである
  • 実際には選択権は国家または国家を代表する人々が握っているので、庶民は思い煩う必要はない
  • 流れに身を任せればいいために誰も心配をしていないのが現実である
  • どちらの道を選択するかで今後の人生は大きく違ってしまうにも関わらずである
  • ただ不幸中の幸いはどちらを選んでも殆どの人が幸福になれないという結果平等が約束されていることである
  • なぜなら殆どの人は幸福を相対値としてしか認識できないからである
  • 一番の不幸は、一度負けてしまった場合でも、次は勝たなければならないという妄想を抱くことである

174.「不公平」の法則

  1. 定義 : 分け隔てが存在すること
  2. 意味 : 欲しいものを手に入れる人は限られている
  3. 誰が : 貧する80%
  4. 何時 : 21世紀初頭
一日2ドル以下の生活を強いられている人が世界の半分を占めるという。一日500円で済ませているお父さんも大変だがそれ以上に大変なことだ
不公平: 
  • 富は偏在する、決して遍在しない
  • 偏在するものを価値と呼ぶ
  • 従って偏在は常に存在する
  • 価値を求める欲求が人には備わっているからである
  • 大きな富は小さな富からは生み出されない
  • 小さな富はいくら集まっても小さな富にしかならない
  • 富は作り上げるより、作り上げられたものを搾取するほうが手っ取り早い
  • 富の3か条をみれば分かるように、富はたちが悪い
  • 分ければ半分になり幸福のように増えることはない
  • 与えれば減るだけで幸福のように増えることはない
  • まったく生産性が低い
  • その分欲求は高く強く大きいことで生産性の低さをカバーしている
  • 欲求をコントロールできる知恵を備えているのが大人の男である、と言われるが本当であろうか?少々心もとない

175.「真剣」の法則

  1. 定義 : 本物の刀剣
  2. 意味 : 出来る範囲での努力
  3. 誰が : アメリカ
  4. 何時 : 温暖化対策にあたって
二酸化炭素排出で世界のトップを独走しているアメリカの真剣さを、疑わないのはアメリカだけである
真剣: 
  • 真剣かどうかは本物の刀剣であるかどうかで決まる
  • 木刀や竹刀などは真剣とは呼ばない
  • 日本で本物の刀剣を保持している人はかなり限られる
  • その方面の怖い方々か、コレクターなどと呼ばれる方々に偏在している
  • 怖い方々はまさに切るために、呼ばれる方々は多分見るために所有していると推測できる
  • 刀剣を持たないと考えられる日本の一般人は真剣さに欠ける嫌いがあるがあるが、刀剣の所持との関連は薄い
  • 刀剣を所持している特殊な方々も日本の未来を真剣に思い悩んでいる傾向は見られないことからこの説を支持する
  • 多分、本物の刀剣であっても、本当に切れる刀剣はごく少ないからだろう
  • 同じく刀剣を持たないアメリカ人も真剣さに欠ける嫌いがある
  • 環境問題や南北問題といった世界の役にはたつがアメリカの役にはあまりたたない方面でこの傾向が強い
  • その反動なのか他国への復讐や正義の押し付け、報復や過度の是正、強制やアメリカスタンダードの指導といった面でやたら真剣になってしまう嫌いがある
  • このアンバランスがアメリカを世界一にしている原動力ではあるが、刀剣をさして持ってはいないのに不思議である
  • 多分、もっと凶悪で凶暴な銃を多数保有しているためだと思われる

176.「玉虫色」の法則

  1. 定義 : 光線の具合で違って見える色
  2. 意味 : 自国に都合のいいような身勝手な解釈
  3. 誰が : 全世界
  4. 何時 : ヨハネスブルグサミット
すでのある国家や自主的な地域の目標の役割を認識し、再生可能エネルギー源の世界的な比率を実質的に増大させる
玉虫色: 
  • 世界は決して一つではない
  • 一つではないものが「世界実施文書」に全面合意に至るためには知恵が必要である
  • 妥協や譲歩を知恵と呼べる懐の深さが大人の男には必要である
  • エゴは北にも南にもある
  • 格差は常に存在する
  • 理不尽さは世の常である
  • 差異を認識できる知性を持っていることを素直に喜ぶべきである
  • 隔たりを埋めようとする姿勢を強く評価すべきである
  • 法的拘束力がなくても言葉は必ず人の心を動かすと信じるべきである
  • 例えば「基礎的公衆衛生へのアクセスがない人口を15年までに半減させる」という目標がある
  • アクセスの定義はなんだ?公衆衛生とは?基礎的とは?
  • 半減できない場合の罰則はない。半減させる責任は誰にある?
  • このように具体化の形のない宣言を玉虫色といい古来、外交でよく使われてきた
  • それでも世界が同じ目標に合意したことの「名」を大切にし同じ方向に動くことの「実」を求め続けたい
  • 玉虫色には、ゼロではない、とう意味があることも知っているのが大人の男なのである

177.「耽る」の法則

  1. 定義 : 夢中になる
  2. 意味 : いけないことやたわいないことを続ける
  3. 誰が : 憂鬱のK
  4. 何時 : 秋になると
大人になると色々なことに耽るのですが、まあだいたいが「しょうもなー」って感じです
耽る: 
  • 大人になるとは色々な部位が老けることである。悲しい
  • 夜が更けるように人生も更けるのである。むなしい
  • 芋は蒸けるが男は蒸けないような気がする。意味ない
  • 大法螺を吹いても冷や汗が噴き出すこともない。図々しい
  • 噴出した汗も平然と拭ければ窓ガラスも一人で拭ける。結構偉い
  • まあカヤはさすがに葺けないかもしれないが、それでも大概のものはふけるようになる。嬉しい
  • 時々物思いにも耽るようになる
  • 若かりし頃、青春時代とかにも耽ったことがあるがあれは稚拙な耽かたである
  • 一部発情した猫のように良からぬことに耽る輩もいるが、見なかったことにしておく
  • もちろん聞かなかったことにもしておく。武士の情けである
  • いったい全体何に耽っているのか当の本人もいっこうに分からないのである
  • どうやら何かに耽るというより脳細胞が老ける方が人生にとっては一大事なのかもしれない
  • まあ、知らなかったことにしておく

178.「奇妙」の法則

  1. 定義 : 珍しいこと、不思議なこと
  2. 意味 : 大人の世界では間々あること
  3. 誰が : 与党
  4. 何時 : 不良債権加速について
自民党から首相の方針に対して異論が出る。政策に対して反論がでる。なんとも奇妙な時代であるますなあ
奇妙: 
  • 加速しなくてはならないのだが
  • 加速すると色々困るのである
  • このままではいけないのだが
  • 加速されても不味いのである
  • 今のままではジリ貧なのは分かっているのだが
  • さりとて加速がいいかというと勘弁してほしいのである
  • 様子見で済むとは思わないのである
  • かといって加速しろとも言いがたいのである
  • そのうち大変なことになると考えられるのだが
  • むやみに加速すべきではないと信じたいのである
  • 今なら間に合うかもしれないと思うのだが
  • 今さら加速してもと思うのである
  • ここまできたらどうにでもなれと思うのだが
  • ここまできたらどうにもならないとも思うのである
  • いったい、どうしろって言うんだ!ええ、と思うのである
  • 大概にしていただきたいのである

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